ようやく日差しも暖かくなり、外の空気が心地よい季節になりました。これまで、寒さや雪のため、外出を控えたり、テレワークを続けたりしている人も多かったと思いますが、建物の中にこもっていると運動不足になりがちです。サクラなど春の花も咲き始めた今、積極的に外へ散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
「散歩」と「ウォーキング」は似ていますが、ウォーキングは歩数や歩く速さ・歩幅などを計算し、健康増進を目的として歩くものです。これに対し散歩は、特に目的もなく気ままにぶらぶらと歩くことを指します。しかし、ただの散歩でも、習慣的に継続して歩いたり、歩き方を少し意識することで、ダイエット効果や姿勢をよくする効果などが望めます。また、景色を楽しんだり、自然の風を感じながらリラックスして歩くことで、ストレス解消にもつながります。
「1日1万歩」とよく言われますが、体重や年齢、歩く速さなどによっても消費カロリーに違いがあるので、必ずしも1万歩にこだわる必要はありません。一般的に、20分以上の運動を続けると脂肪が燃焼しやすくなる(有酸素運動)と言われているので、20分以上歩くことを心がけましょう。ただし、最初から飛ばすと長続きしませんので、まずは無理なく自分のペースで歩くことが大切です。
旅先での散歩も気分転換になりますし、家の近所でも、知らない道や新しいお店などを発見しながら歩くのもリフレッシュになります。生活の中に散歩を取り入れて、体と心のリズムを整えましょう。
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